旅先の思い出のーとぶっく

自分の人生を旅先での出会いが変えてくれた。今度は僕が変える番です。

189系妙高号 乗車記録 2013/7/21

※2013年7月21日訪問

 

前回はムーンライト信州と475系北陸本線直江津まで来た記録です。

 

ikeeki.hatenablog.com

 

20200428143358 20200428143354

信越本線189系妙高号。

189系の最後の定期列車、長野~直江津で3往復していた列車です。

直江津駅の栄華

20200428143345

この写真だけでも、もう何もかもが懐かしく感じます。

 

直江津駅信越本線北陸本線の接続駅ということで交通の要衝でした。

すべての特急列車が停車し、運転士や車掌の交代が行われました。

ちょっと見づらいかもしれませんが、電車のドアとホームに段差が。

また、長大なホームから、客車ホームの跡が見て取れます。

 

そんな直江津駅も今や定期特急は4両編成のしらゆき号のみとなってしまい。すっかり寂しくなってしまいました。

北海道新幹線開業後の青森駅のような、時代の移り変わりを感じます。

 

20200428143341 20200428143336

20200428143255

485系くびきの号と189系妙高号。

こんな奇跡の並びが定期列車であっただなんて。

これだけでももう感動モノです。

妙高号乗車!

20200428143251

 さあ、乗車します。青い自由席表示が懐かしい。

というか、あずさやかがやきみたいに、そもそも自由席まで消えていってますからね…

リニアだの、高輪ゲートウェイQR改札だの、もうわけわからん。

かろうじてえきねっと指定席券売機は使えますが、もうこれからは時代に追いつける気がしません。

 

妙高4号

直江津1013→長野1153

20200428143246

 上越妙高、当時の脇野田駅付近です。

工事中のはずですが、駅は結構形になっていました。

しかしまわりが田んぼだらけ…

20200428143314 20200428143309

 二本木駅スイッチバックの駅です。

山越え区間なので、20‰級の勾配が続きます。

姨捨みたいな感じで通過列車はスイッチバックを通らず通過します。

 

 

20200428143326

妙高高原駅。当駅が現在はしなの鉄道えちごトキめき鉄道の境界駅となっている。

20200428143320

20200428143332

黒姫駅で2分停車があるので、少しだけ外を見てみました。

信越本線の名残で、高崎・東京方面という文字が泣ける。

 

新幹線の高架線が見えてきていよいよ長野が近づきます。

20200428143350

あっという間に1時間40分の乗車が終了。

長野までやってきました。

189系を見ながらホームの駅そばを食べました。

 飯山線上越線経由で帰宅

長野からは飯山線に乗車。

 

20200510191603

 

20200510191552 20200510191548

20200510191948

雰囲気最高な駅舎が。

 

20200510191557

 飯山駅付近では工事真っ最中という感じでした。

 

20200510191543 20200510191538 20200505120606

越後川口に到着。

上越線に乗り換えます。

湘南色115系が懐かしい。

20200505120612 20200505120622

越後中里行きだったので、湯沢で乗り換え、

20200505120626 20200505120637

はくたかの入線を見ました。

0番線、今現在はもうかなりさびれていました…

直江津のような悲しさを感じます。</p20200505120510

水上で115どうしの乗換をして、

20200505120514

 最後に、高崎駅に停車していたNODOKAを撮影して帰宅しました。

まとめ

中央本線信越の光景が大きく変わったんだなあと記事を書いて改めて感じました。

北陸特急に加えて北斗星、あけぼの、はまなすなどなど…

乗ってみたい列車が当時はまだたくさんありましたね。

中学高校生に戻りたいとは思わないけど、当時がちょっぴりうらやましく思うのも事実。

とはいえ、こう振り返ってみるとあの頃乗り鉄してたらよかったなと思います。

1度でもくびきの号を見れたことや、妙高号に乗れたのは本当に良かったです。

7年前どころか去年の夏すら遠い過去のように感じるんだから、きっとあっという間に年取るんだろうな~

 

【国鉄急行電車】475系北陸本線 乗車記録

7年前の夏・旅の始まりはムーンライト信州

2020042814380120200428143806

2013年7月19日。

北陸新幹線がまだ開業していなかったころのお話。

もう7年前のことなんですね…

父親と青春18きっぷで旅に出ました。

当時13歳。初の18きっぷ旅です。

写真は少ないかもしれませんが、旅の思い出ということでよろしければぜひご覧ください。。

 

 ムーンライト信州と大糸線、代行バス

20200428143810

ムーンライト信州は2018年7月にも乗車していますが、

2013年には長野車両センターに189系が4編成ほどいました。

 

 

 

www.ikeeki.work

 

といっても、当時はホリデー快速富士山や臨時あずさ・かいじなどで189系が中央本線をたくさん走っていたので

意外と興奮することなく。あっさり寝落ちしました。

座席シートがあるだけで、割と寝られるのかな?

20200428143757 20200505120519 白馬駅に到着。

山の雰囲気良いですね。あさま色は絵になります。

そして到着ホームは3番線でしたね。記憶は正しかったようです。

 

20200505120523

 

 

20200505120532 20200505120528

大糸線から見た景色です。

北アルプスがとても美しい。

白馬から乗ったので立ち席だった記憶があります。 

ちなみに、調べてみたらこの前日は32℃越えだったそうですが、当日の長野は最高気温28℃と比較的過ごしやすい気候でした。

 

20200505120538

 大糸線は南小谷駅でJR東日本と西日本とで大きく変わります。

南小谷まではJR東で特急あずさやリゾートビューふるさとなども走りますが、

南小谷から糸魚川までの県境越えは非電化ディーゼルカーで運行されています。

 

2013年は沿線の姫川の護岸が崩壊したとのことで、代行バスで運行していました。

ぶっちゃけ、たびたび運転見合わせているイメージですが…

車内は混んでいたのか写真は撮れず。

代行バスで糸魚川へ。

 

糸魚川での出会い

20200505120543

糸魚川に到着。

おそらくほとんどの方が富山方面へ向かったと思います。

 私は直江津へ。

20200428143725

かつての糸魚川は直江津程ではないですが、栄えた駅でした。

特急はくたか・北越。

ちなみに、糸魚川は新幹線駅に選ばれて定期はくたかは全列車停車します。

今はかがやきこそ通過しますが、駅の規模自体は大きく。

直江津と完全に逆転してしまったということに…

20200428143703

1913年に北陸本線が直江津から米原まで全通したそうで、記念の旗やステッカーが貼ってありました。

475系のほかにも特急北陸や急行能登、トワイライトエクスプレス…

北陸は2010年代でもかなり古い列車や乗ってみたい列車が走っていてあこがれの路線でした。

 

20200428143712

駅に入ったら出迎えてくれたのはなんと国鉄色の475系。

もうこれ今見たら発狂すると思います。

一度でも会えてよかったです…

  20200428143729 20200428143721

そして乗車したのも475系という奇跡。

北陸色でこっちのほうが見慣れています。

さあ、乗っていきましょう。

20200505120548

国鉄急行らしい座席。西武の2000系のシートにも見えるような…?!

 

北陸本線乗車!

糸魚川858発→直江津937着

 

糸魚川~梶屋敷駅間はデッドセクションがあり、

交流と直流の電気がわかれています。

今でも関門トンネル前後で普通列車が車内照明を消灯する光景を見られます。

うまく撮れなかったので写真はありません。

 

ちなみに、現在はえちごトキめき鉄道という第3セクターになり、

同区間は気動車となったため電気が消える光景を見ることはできません。

20200505120552

11,353mもの長大な頸城トンネルの中にある地下駅・筒石駅。はくたかが通過する際はものすごい轟音が鳴ったという。

 

20200428143743 20200428143738

 日本海も見えました。

一番有名な区間は青海や親不知駅周辺かと思いますが、有間川駅のあたりもきれいでした。

 本当に日本海に沿って走ります。

 太平洋側を走る常磐線や

羽越本線、山陰本線といい、日本海側の路線は海のすぐそばを走るというイメージが強いです。

20200505122431

 晴れていて日本海の色がきれいだった。ああ夏っていいなあ!

 直江津駅到着

 直江津に到着。 

 この長大なホームも国鉄車両もめっきり減った気がします。

20200428143753 20200428143748

 ちょうど特急北越がやってきました。

新潟から金沢まで走る列車。

485系の改造列車。似ても似つかぬ光景ですが、まぎれもなく485系。

北陸の485系に乗れなかったのがちょっと残念でした。

20200428143408 20200428143403

485系や475・415系がひっきりなしに訪れます。 

この光景も過去のものとなってたんですね…

直江津の記録はまた後日とします。

 

次回予告

20200428143358 20200428143341

当時の直江津には信越本線が走っていて、路線名通り長野まで走っていました。

そして、「妙高」という189系の定期普通列車も走っていました。

次回はその妙高号に乗車して、長野まで。そして飯山線で北信を抜けていきます。

どうぞお楽しみに。

いや~それにしても懐かしい記録がいっぱいだ!

 

【都会のホラー秘境駅】庄内川と廃墟のある駅、定光寺駅にやってきた

※2019年12月28日訪問

20200430225745

中央西線の高蔵寺から多治見間、

愛知と岐阜の県境区間は秘境駅が2駅あります。

高蔵寺寄りの定光寺駅、

多治見寄りの古虎渓駅。

 

今回は冬の定光寺駅の記事を紹介します。

 

 

20200430225841

20200430225751

かなり急な階段を下りたら、細い路地。

ちなみに、上り線から出るときも急な階段を下りて、

下り線から出る際にいたっては急な階段を下りてトンネルを通って出口へ出る必要があります。

一歩でも踏み外したら落ちていきそうなほどで、整備されていない山を下山するときくらい怖かったです。

 庄内川と渓谷と

20200430225804

20200430225800

駅から少し歩いて橋に出ると、庄内川(このあたりでは玉野川ともいう)が流れています。

庄内川は岐阜県恵那市の夕立山が水源で、

川下では琵琶島、レゴランドのあたりを通っているそうです。

山→(多治見盆地付近)峡谷→(高蔵寺)河岸段丘→(名古屋市街地)低平地→伊勢湾というように流れている川です。

場所によって異なる名前で呼ばれていたそうで、一貫した名前はなかったそうで。

今も岐阜では土岐川と呼ばれています。

都会河川ということもあって水質があまりきれいではないそうです。

 

ちなみに、川を眺めている城峯橋はぼろいうえに、歩道はないので車に気を付けてください。

 

ご覧いただけるとおり、渓谷に沿って駅があり、

秘境駅間を醸し出しています。

といっても、名古屋通勤圏内なので各駅停車しか止まらないとはいえ

ラッシュ時にはたくさんの列車が止まります。

 

ホラーな廃墟・ホテル千歳楼跡

20200430225820

20200430225755

反対側にはなかなかすごい廃墟がありました。

2003年10月に閉業した、ホテル千歳楼跡のようです。

バブル崩壊で倒産したのでしょうか。

訪問時は、こういうの夜見たら怖そう…という印象しかありませんでしたが、調べてみてびっくり。

 

2003年に閉業した後は放置され、障子やガラスが割られ、不法侵入や放火が相次ぐように。

身元不明の白骨化死体が発見されたとか…

オカルトは好きではないし霊感はないですが、こう生々しく表現すると怖いですね。

 

ちなみに、千歳楼の跡地は私有地で今のところ行政も撤去できる状況ではないみたいです。

空き家問題に加えて、こういう旅館系の廃墟も問題となってくるのでしょうか。

※不法侵入を肯定する内容ではございません。絶対に立ち入らないように!

 

20200430225814 20200430225810

鉄道撮影にも向いているかもしれません。

上の写真は快速列車。

さすが、名古屋と多治見・中津川を結ぶ快速列車は長編成ですね。

 20200430225835 20200430225831

 

赤レンガは旧トンネル跡

20200430225824

玉野川の渓谷沿いのこの区間。

かつては13ものトンネルが渓谷を切り開いていたそうです。

現在は、愛知と岐阜の県境を結ぶ2910mに及ぶ新トンネルにとって代わりましたが、

旧線跡のトンネルは年数回ほど解放されるらしいです。

その時は大変な混雑を見せるようで、また異なる姿を見せるそうです。

近くに駐車場はなさそうですので、ぜひ鉄道で訪れてみてはいかがでしょうか。

 

参考までに、愛岐トンネル群保存再生委員会のサイトも載せておきます。

aigi-tunnel.org

 

今回は電車の接続の関係で古虎渓駅には行けず、定光寺駅の滞在時間も30分程度。

それでもとても楽しむことができました。

でも、また行きたいような行きたくないような…

雨の象山からは台北を見下ろせる

20200501130053

台鉄MRTの終点・象山駅。

名前の由来通り山が近くにあります。

台北のまちを見渡せる山。行ってみることにしましょう。

20200501125928

20200501130058

台北101からでも徒歩でアクセス可能です。

象山駅から10分で登山道入り口につきます。

20200501125932

象山駅は公園の中にあるので公園内を歩いていきます。

案内板があるので迷うことはありません。

このあたりは牛肉麺などラーメン屋さんが多いみたい。

夜は小籠包食べてたから、また行ってみたいなあ~

20200501125937

さて、突然暗い階段道が現れます。

20200501125945 20200501125941

家族連れで行けるハイキング山なので道は整備されていますが、

いうまでもなく運動靴や長ズボンの着用をしましょう。

しかも外国ですから、けがしたら大変です。

 

20200501130011 20200501130006 20200501130002 20200501125957 20200501125949

途中の休憩所から。

別に山頂ではないですが、なかなかいい景色です。

ところで暖かいのはいいですが、このあたりで雨が徐々に降ってきましたが、とりあえず折り畳み傘で我慢することに。

2月の台湾は東京の6月みたいな気候ですからね… 

20200501130015

さあ、雨がだいぶ降ってきましたが、もうちょっと山を登ってみます。

濡れる雨だったので写真は撮らず、ひたすら上を目指します。

微笑是世界的共同语言(笑いは世界中の人たちの共通言語だ)など、

中国語の名言も石に刻まれていたりとなかなか面白いです。

20200501130037

もう10分ほど歩いて、六巨石というスポットにつきました。

6つもの巨石があるのには神話や伝説があった気がしますが、失念してしまいました。

ちなみに、この山は2200~1800万年前・中世期・新世紀あたりに出来た岩々が隆起してできた山で、

中国大陸の華南地域から大陸移動でやってきた砂岩のようです。

中国語の翻訳なので会ってるかはわかりませんが(笑)

20200501130028 20200501130023 20200501130019

六巨石展望台からは

奥には陽明山が見えます。

手前の象山は象の長い鼻に見えるということで、象山、

またこのあたりも大象長鼻入盆地というそうです。

正直、象よりカバに見える気もしますが…

たぶん山頂ではないけど、もう充分です。撤収しましょう。

 

ちなみに、下山していたらゴロゴロという音が…

雷が近づいていたのでしょうか。下山して正解でした。

f:id:Ikeeki:20200503192926j:image

この後は台北101まで歩いて、タピオカを食べて撤収しました。

本場のタピオカってこんな小さいんですね。

冷たいデザートが疲れた体を癒してくれました。

 

雨が降っていたので全部回りきることは出来ませんでしたが、また訪れたいです。

函館山の魅力は夜景だけじゃない

※2019年8月4日訪問

 

20191017220719 20191017220658

夕暮れの函館。

函館湾と駒ケ岳・横津岳・渡島半島に囲まれた函館平野を一望。

20191017220635 20191017220424 20191017220401

20191017220615 20191017220549 20191017220530 20191017220510

徐々に暗くなっていき少しずつ明かりが灯っていく函館の街。

人は多かったけれど、整然とした夜景を見れるなんて最高の贅沢。

この美しい絶景に言葉なんていらないでしょう。

息をのむような夕刻でした。

 

20191017215546 20191017215412 20191017215350

一方でこちら側にはほとんど人はいませんでしたが、

個人的に感動したのが津軽海峡。

松前が夕日に映えます。

国際海峡でもある津軽と蝦夷の海峡、

外国船など多くの船が航行していました。

夕日に照らされる山と船、格好良さに目頭が熱くなりました。