大雨と紅葉終わりの筑波山
これは去年11月のお話。
大学の友人たちと筑波山に行ってきました。
コロナで人と会えなかったので、約半年ぶりでしたね。
日にち:2020年11月25日(雨)
ルート:北千住駅→(TX)つくば駅→(バス)筑波山神社入口→宮脇駅→(ケーブルカー)筑波山頂駅→男体山山頂→女体山山頂→女体山駅→(ロープウェイ)つつじヶ丘駅→(バス)つくば湯→筑波山神社入口→(バス)つくば駅→(TX)北千住駅にて解散
使用切符:筑波山きっぷ4110円
その他:昼食代・入湯代・夕食代・お賽銭
参加人数:計5名
※冒頭のきっぷの写真は、友人のうち2人で撮影したきっぷです。
常磐線で茨城に行ったことはありましたが、つくば駅は初めてでした。
学術的な研究都市というイメージなので、町の散策をしても楽しそうですが、今回は登山のみ。
当時はGo To Travelをやっていたころ、都内の人は今思えばコロナ前のように多く感じました。
それにしても、つくばエクスプレスの快速は本当に早い。
快速に乗車して、友達としゃべっていたら、あっという間につくば駅。
つくば駅のバスセンターからバスで40分ほどの、筑波山神社入口で下車しました。
後述しますが、筑波山体そのものを御神体としている筑波山神社。本宮ということでとても立派な境内でした。
神社からさらに少し歩いて、ケーブルカー乗り場へ。
ちょうど行ってしまったので、20分程度待つことに。
トンネルがあったり、カーブが多いことが特徴のこのケーブルカー。
換気で窓が開いていましたがその分綺麗な木々を間近に見ることができました。
10分ほど揺らり揺られて、いよいよ念願の山頂。
が、残念ながら、山頂付近では終始雨が降っていた筑波山。
ますます雲に隠れて、楽しみにしていた景色は望めず。
お昼時だったので、筑波山頂駅のすぐそばにある、コマ展望台へ。
展望スペースとレストランがあります。
寒いときはけんちん汁を食べるのが私のモットー(謎)。
けんちんうどんを注文。一杯800円。
メニューも豊富で観光地ながら1000円以内で簡単に食べることができます。食券制なのでささっと食べるのに便利かもしれません。
ストーブもあって温まりました。
ごちそうさまでした。
この昼食をとった時間帯が一番雨が強かったですね。食事で済んだのが不幸中の幸い。
ちなみに雨にもかかわらず、この時間帯は結構観光客・登山客が多くいた気がします。
(ちなみに、この周辺は御幸ヶ原と言います)
ここから少しだけ歩くと男体山の山頂なので、頑張って移動。
相当険しい山道を雨の中歩き、山頂にたどり着きました。
山の雨は舐めたらいけないというのは、登山をかじっていたので理解していましたが、
出迎えてくれたのは想像以上の崖。
晴れていても少し怖い岩場が、さらに恐怖を感じました。
思ったよりも雨が強かったので、集合写真などとる暇もなく、安全地帯へ下山。
観光山とはいえ、少し舐めていたかなと反省。
御幸ヶ原まで戻ってきて、今度は女体山まで歩いて行きます。女体山までの道は、ゆるやかですのでご安心を。
大体1㎞程度の道ですが、こちらはスニーカーでも十分歩けます。
道中は自然豊かで様々な様相を呈しています。
奇岩も多く、歩いていて飽きません。
御幸ヶ原から休みつつゆっくり40分ほど歩いて、女体山へ。
写真をとったり、休憩しつつ、雨も強くなってきたので、下山します。
最後まで山の上から景色を見ることは叶いませんでした…
女体山のすぐそばには、線路のケーブルカーではなく、ロープウェイがすぐそばにあります。
ふもとの降り場のつつじヶ丘駅には駐車場が併設されているので、車でのアクセスはこちらの方が便利です。
しかし雨もひどいので、慌ててバスに乗車。
筑波山の区間はバス乗り放題のため、バスに乗って神社入口で下車。
が、バス停を降りた最後の最後で雨がやみ、雲の隙間から少しだけ晴れ間が見えました。
とてもきれいで、一同見入ってしまいました。
筑波山は1億年以上前に、海底に積もった地層に貫入した斑れい岩、花崗岩のマグマが地殻変動によって持ち上げられ、山塊となって削り取られた山。
硬い斑れい岩が頂上、花崗岩がもとになっています。
二峰の山は古来から信仰の対象となっていて、自然に男女二柱の祖神が祀られるようになっていきました。
人々が関東平野に住み始めたころから信仰されて、信仰の歴史は3000年以上とも言われます。
登山終わりの楽しみといえば、温泉。
泉質はアルカリ性が強く、肌がすべすべになることから、「美肌の湯」とも言われています。
行きはバス停からここまで歩いていきましたが、入浴後は温泉の方のご厚意で、わざわざ温泉からバス停まで車で送迎してくださりました。ありがとうございました。
楽しい時間は本当にあっという間。もう帰る時間です。
余韻に浸りながら帰ることとします。
帰りの運転荒かったバスの運転手め、許さん
観光地の人の温かさが、また行きたいと思わせてくれました。
綺麗な景色を見ることは叶わなかったので、いつか晴れた日にまた訪れたいと思います。
そしてなにより、久しぶりに会えた大学の友人との思い出は、大切な記憶として胸にしまっておくことにします。
これから大学を卒業したら、会う機会はさらに減ってしまうかもしれませんが、バカやれる友達・仲間はずっと大事にしたいです。
楽しい思い出をありがとう!