【千と千尋の神隠し】夜の九份は人が多すぎる
※2020年2月6日訪問
初海外!九份!!
コロナウイルスが世界的に流行してて旅行どころじゃないですね…
コロナが日本で流行る前の今年2月上旬に、友人と台湾に行っていました。
今回は、台湾随一ともいえる人気観光地、九份を紹介します。
海が近い山あいのまち
リアス海岸の某岩手県を思い出させる素晴らしい光景()
九份というところは台北から30㎞ほどのところにある山間の小さな町です。
かつては金鉱脈が発掘されたまちで、鉱脈自体は尽きてしまいましたが、
1989年に公開された、台湾で大ヒットした『非情城市』のロケ地になったことで一躍有名になりました。
日本でも、九份の街並みはジブリの『千と千尋の神隠し』のイメージに似ている場所として有名です。
国内外から観光客が訪れる九份。夕方に行ってきました。
九份といえば、赤い提灯。
メインストリートの基山街。
狭くて臭くて古びた路地(褒め言葉)が続きいい雰囲気です。
日本人の方も多く見られ、日本語で「いらっしゃいませ!」「めっちゃうまいよ!」とか聞こえてきて、
もはや国内旅行ぽかったですね。
ジブリ公認ではないはずですが、たしかにまちなみや、歩いているだけでいい匂いがしてくるあたり、『千と千尋の神隠し』に似ているなと思いました。
映画のシーンを思い浮かべながら歩くとより楽しいかも。
余談ですが、九份のお土産コーナーではお菓子だけではなく、
『カオナシ』や『トトロ』などのジブリのお土産も売っていました。
観光客向けの商品で利益を求めることは理にかなっているというか当然ですが、
個人的に正直そういう商売方法は好きではない…
昔金鉱のまち、今古き良き町
崖に張り付いた建物。並ぶスクーター。
基山街から少し外れると、観光地ではない、普通のまち「九份」が現れます。
何やら怪しげな金鉱博物館…
金鉱脈の坑道跡です。
だれも見向きもしませんが、九份の歴史を象徴する重要な場所だと思います。
九份はそもそも1893年に金鉱脈が発見されてゴールドラッシュで空前の繁栄を栄えた町でした。
鉱脈が尽きて一度はさびれてしまいましたが、
いまではノスタルジックタウンとして観光客に大人気。
日本も、京都や金沢など古き良き町が人気観光地となってますね。
観光地から離れると、観光地化して抹殺されたようなかつての歴史が少しだけ見られるのはいいですね。
連なる赤提灯!を見たのはいいけれど…
これが『悲情城市』のロケ地にある映画館です。
1927年に台湾で初めてオープンした映画館。
現在は観光向けに往年の姿になり、週末を中心に映画が上映されています。
***
肝心の赤提灯ですが、あまりの人の多さにうんざり。
まわりに人が全然いない『千と千尋の神隠し』とは大違い。
人ばっかりいて何がいいんだよ!といいながら、まともな写真がないまま帰っちゃいました。
なんというか、我ながらバカみたいです。
まあ、この後雨降ってきたしいいのかな。
個人的に旅行はハプニングにあったときと、計画しているときが一番楽しいということを改めて痛感させられました。
ちなみに、九份から瑞芳駅までバスで山下りしたのですが、
バスでぶっ飛ばしていて、高揚感と爽快感を感じました。
立ちながらここまでかっ飛ばされて、気分はジェットコースター。
今思えばこの時間が一番興奮したかもしれません(笑)
酔いやすい方はお気を付けください。
今後、台湾旅行の記事が続きます。
ぜひ、気分だけでも海外旅行していただけたら幸いです。
どうぞお楽しみに。