【何もない】高麗村石器時代住居跡
西武高麗駅の近くにマイナー観光地があるとのことで行ってきました。
高麗は鉄道撮影や秩父への通り道で来たことはあっても、観光で来たことはありませんでした。
埼玉県の史跡というと、ワカタケル大王の剣が出土した稲荷山古墳が1番有名かもしれませんが、
え、どこ?って感じでしたが、どうやらこれがそれらしいです。
歴史好きの方でしたらこれを見て想像できるのかもしれませんが、
私にはかつての人の生活を感じることは出来ませんでした。
ここはかつての環状集落だったそうです。
環状集落とは、中央に空間を作って周りに住居が立ち並ぶという形の集落です。
4500年前の縄文時代の環状集落と推測されています。兵庫県の新宮宮内遺跡に行ったことがありますが、あちらは弥生時代。
全国に7つしか見つかっていないというのは驚きですが、
なら新石器時代って言ったほうがいい気が…
記念スタンプと、それを守るかわいらしいミニ住居(笑)
こういう遊び心、好きです。
史跡としては物足りない感がしますが、かなりマイナー観光地という印象が強かったです。
そして何より、山の中とはいえ、首都圏の埼玉に縄文時代の家跡が残っていることの方が驚きました。
近場のあてのない旅もいいものですね。
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おまけで、高麗行きに乗り換えた飯能駅。
西武池袋線はこの駅が拠点となっていて、高麗や秩父へ向かう秩父線の始発となります。
まあ秩父は山ですから、本数が少ないのは当然ですが。
Laviewが転線しながら池袋へ去っていきました。ちなみにこれの左側へ向かう線路がありますがそれは秩父方面の線路です。
宮前湖にムーミンバレーパークたるものができたため、木目調のムーミン仕様になっていました。
西武公式でもムーミン谷をアピールしていて、力を入れているのが伝わってきます。
(ムーミンというと俺が受験した2018年度センター地理しか浮かばない…)
飯能に来たのも久々だったので街を歩きたかったのですが、
あまりの暑さと人混みで断念しました。また行こう。
それにしても、6月なのに30℃超えの猛暑とか、まち歩きには向かない季節になっちゃいましたね(^◇^;)