旅先の思い出のーとぶっく

鉄道、途中下車の旅、城跡めぐり、まち歩き、写真が大好きです。

【東日本大震災から8年】被災地・陸前高田を訪れる

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 2019年3月10日、陸前高田に行ってきました。

 2018年の3月に初めて陸前高田を訪れて、同年9月にまた訪れ、今回は3度目。

 これだけ見れば、正直全然栄えているとはいえないですが、それでも間違いなく町は復興に向けて変わっているなと感じました。

 去年の記憶をたどりながら、奇跡の一本松から陸前高田駅まで歩いてみました。

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 気仙沼からBRTに乗車したのですが、まず驚いたのが道が変わっているということ。

 気仙大橋という新しい橋が架かっていました。

 半年前は家のような建物の隣を歩いて一本松に向かいましたが、歩道もある橋を通り、奇跡の一本松を見下ろすことができました。

 仮設の歩道とはいえ、工事の進捗状況によって毎回道が変わっているので、このあたりは常に変わり続けているなと感じることができます。

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 奇跡の一本松駅で降りて、早速向かってみます。

 ここは国営の追悼施設になる予定の場所。建物は現在建設中でした。

 それでも、9月には囲いで囲われ土台などもほとんど見えなかった状況から比べると明らかに工事が進んでいるなと。

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  3月10日の時点では、奥に見える白い橋を降りて川沿いに向かうルートでした。

 半年前は手前の青い橋(歩道はなかったはず)の手前で降りて向かうルートでしたが、変更になりました。

 半年前にBRTに乗ったときは道がガタガタだった記憶がありましたが、そのような大きな振動は感じませんでした。

 

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 こうして一本松へ。翌日が震災発生から8年の日だからでしょう、一本松のところに花が献花されていました。

 工事は進んでいましたが、とても大きなクレーン車がある以外は、驚くほど変化したところはそこまでなかったです。

 このあたりは追悼施設や水門ができたらかなり変化することでしょう。

 時間もなかったので急ぎ足で見学を終えました。

 

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 戻る道中でもう一枚。

 なるほど、かなり工事している方も見られるますね。

 このように、土埃に負けずに工事される方々のおかげで被災地も少しずつ変わっていってるんだなと思います。

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 一方、反対側はこのありさま。

 建物らしいものはほとんどなく、ただただ土台があるだけ。

 大量のショベルカーやダンプカーが役目を待っている状況でした。

 土台の下からこういう光景を見ることは当然できなかったため、今まで見ることができなかった光景。

 このように、今まであまり見えなかったものが見えるようになり、今の状況をますます理解することができるようになりました。

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 奇跡の一本松駅から陸前高田駅まで歩いてみます。
 この辺りは土台ができただけですが、その土台の高さが上がっています。

 そしてこれまで何度見たかわからない、土嚢が道沿いにたくさん並んでいました。

 今日は日曜日なのでここでは工事している方はいませんでしたが、陰で工事が続いていることがうかがえます。

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 その工事の進捗率の看板。上は今回、下は半年前の写真です。
 61%というのが高いのか低いのかはわかりませんが、下の半年前の写真が11%なことを見ると、確実に工事が進んでいることがわかります。

 しかし、当然ながら工事すべきところはここだけではないので、この辺りで工事はまだまだ続きそうだなとも。

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 ここが一番、辺り一面見渡せる場所でした。

 延々と続く更地ではありますが、背景の建物が建設されていることはわかりますよね。

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 参考までに、去年の写真を2枚。上が一年前、下が半年前。

 復興したか…?といわれると正直うなずくのは難しいですが、 背景の建物の様子が異なることはわかるかと思います。

  次訪れる際には、周りの景色がさらに変わっているかもしれません。

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 ここは更地は更地でも分譲地っぽかったです。

 陸前高田駅から約500m離れた地点。国道沿いでかなり更地が見えるのはこの辺りまででした。

 写真に見えるセブンイレブン付近から駅に向けて、家が立ち並んだり道路が舗装されるようになり、徐々に市街地の町らしくなってきます。

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 陸前高田駅付近にやってきました。

 奇跡の一本松駅から約2.5㎞ほどで、徒歩大体40分ほどで着きました。

 一本松から歩いている道中はずっと更地ばかり目立っていましたが、駅付近の国道ではスーパーなどの商業施設含む建物が並び(これは以前からですが)、多くの人がいて今までのところに比べるとかなり町らしくなっていました。

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 陸前高田駅。日曜日だから待合室は人でいっぱいでした。

 実はかつては営業日が週4日だけでしたが、毎日になっていました。

 また、駐車場や交通広場ができていて、利便性が向上していました。

 ここでも人々の営みを感じました。

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 参考までに9月の写真。ご覧の通り以前は日・月・水・金曜日のみの短縮営業でした。
 長距離切符や乗り継ぎ切符をより買い求めやすくなりそうですね。

 青春18きっぷ、ここで買えばよかった…

 ***

 初めて訪れた時から1年経過し、その時と比べても少しずつ活気が戻ってきているなという印象がありました。

 実際に現地に行って被災地を見ることで、改めて現実離れした震災のことをより実感できるので、

 実際に現地に行って何が起きたのかを自分の目で見ることを強くお勧めいたします。

 東日本大震災という絶望的な大災害にあいながらも、地元の方々は前を向いて暮らしています。

 決して忘れてはならない大災害ですが、全部が全部悲しいと考えつけることはよくないと思います。

 今年に入り、気仙沼市階上の向洋高校が伝承館としてリニューアルオープンした模様。

 私もかつて訪れましたが、中に入ることはできず。

 また改めて訪れようと思います。

 伝承館公式ホームページはこちら↓

www.kesennuma-memorial.jp

 

  今回の視察は大学の先輩と同行しました。

  徒歩40分という大変キツイルートを勝手に歩かせてしまいましたが、付き合っていただきありがとうございました。

 

*** 

 最後に、自分の去年の陸前高田の旅の記録を紹介させていただきます。

 よろしければぜひご覧ください。

ikeeki.hatenablog.com

 

ikeeki.hatenablog.com

 

  閲覧ありがとうございました。